今、世界情勢が面白い。
世界各国で巻き起こるダイナミクスに抗うことはできない。できることは、その波を捉え、乗るのか、呑み込まれるかだ。
トランプ政策は今度、ドル円にどう影響するのか?
アメリカの金融市場で注目なのはパウエルが元FRB議長イエレンおばさんの動きを全否定するような動き見せていることだ。
利下げを繰り返し要求して、第四弾とも言える量的質的金融緩和砲を発動させる動きがよくわかる。
これを公式に発表するのかどうかは不明だが、第四弾があるなら、トランプ再選はほぼ確実だろう。
そして、大量の紙幣を刷ることを認めた、ということだから、
「健全化は放棄したヨ」
という意味を持つから、トランプ2期目の2021年~2024年あたりもしくは次期政権まで延びるのかは不明だが、第四弾のカンフル剤が切れたポイントが次なるリーマンショックとなる。
そこで鬼の上昇を見せるのは金(ゴールド)だろう。
もちろん、まだ第四弾の前段階でやったとしても、大量の紙幣で金を叩くため、下落する局面はあるはずだが、1グラム5000円を割らない限り、今はもう短期中期的な一時下落を狙うしかない。現物が理想で、銀行の貸金庫に入れておくことだ。
トランプ大統領のガチバトルはここにあり!
日経経済の記事にもあるが、トランプ大統領としてはツイッターでつぶやきまくって、第四弾発動の圧力をパウエルにかけるのには理由があるのだ。
もしここで金融市場が不安定化すればそれは軍産側の「戦争をして経済を立て直すぞ」という戦争経済の論理に拍車をかけるからだ。
それを回避し、第四弾を発動させるなら、これから、次なるバブルが生まれるだろう。
そして、トランプも大統領選で再選し、各国のアメリカ離れを推し進めて、対米自立をさせる。
そして、韓国、日本の順番で、米軍撤退を完遂して、史上初の米軍撤退劇を成し遂げた大統領となるだろう。
金(ゴールド)もこの過程において、大量のドル紙幣によって、叩かれると思うが、もし下落して、4000円台まで下がるようなことがあれば、買いを検討していい。
いずれにしても、北朝鮮と韓国が 昔の西ドイツと東ドイツのように統合していくと、そこには巨大なマーケットが誕生するから特にアジア各国で中間層が誕生し、彼らがアメリカ帝国の代わりに消費を牽引していく世界が来る。
もちろん、その前には、次の時代の幕開け合図として、はわかりやすい形で先進国経済は潰れるだろう。
世界の株式市場は繋がっているので、どこであっても、最低30%前後は下落するはずだ。
しかし、這い上がれる国は、人口ピラミッドで若者が多い国(強い需要がある)は、すぐに回復する。
逆に若者の少ない国は回復に相当な時間を要することになるだろう。
だから今は高値にあって買えない消費者独占企業などあるわけだが、
こういった企業をトランプがわざわざわかりやすく崩してくれるので、準備が大事だよ、なのだ。