2020年代がスタートしましたね。
昨年後半は特に世間的に景気は良くなったと報道され続けたわけだが、2010年台というのは「学ばなかった者たち」からどんどん貧しくなった時代だと言える。
そんな中でも生き残って新年を迎えられてるのは幸せなことだなと思う。短期的な目標も大事だと思うが、是非10年単位で成果、結果が出ることを日々のメインアクションとして積み重ねて欲しい、というのがワイの独り言。
2010年台が終わり、2020年台がスタートしたね。ワイは今年も「新年の抱負」は立てずに2020年代をしっかり設計するよ。人は短期目標を過大評価し、長期目標を過小評価する傾向があるからね。「1月1日」が過ぎれば、日本に一時帰国して食料調達に伺う予定です #謹賀新年#2020年#初日の出#あけおめ pic.twitter.com/rjUm8H5CG5
— フィジークトモちゃん (@bobostrainee) January 1, 2020
正月だからあまりヘビーな話はやめて
「英語を話せるようになりたい!」
「英語を効率よく勉強したい!」
この問題をサクッと解決していこう(論文ベースの結論だから信憑性はそれなりに高い)。
ヒミゴー
科学的根拠でまとめる英語上達法
まずハッキリしているのは語学学習全般において近道は存在しない、という事だ。
その上で、英語を話せるようになるには、時間にしてどれくらい要するのか?
と言えば「最低」でも2400時間~2760時間かかる。
1日1時間を365日やって6年半~7年前後かかるのだ。
あくまで傾向として、という話なのだがこれが現実だ!
このあたりは研究者たちが日夜研究しているテーマでもあるのだが、以下の書籍にも近いことが書かれている。
さらに、ダラダラとした、なんちゃって学習は学習時間に加味されるない、とも。
これが語学上達の現実であって、これを知ると、希望なしという感じにもなる。
ただ逆の見方をすれば、英会話上達のために本当にすべきこととは何か?を突き詰めていくと、集中した学習が重要であるわけで、
- 半分程度、辞書を引かなくてもわかるレベルのものを「多読」によって脳に送り込みまくる
- 1で学んだこと、または話したいと思うテーマを準備して、「オンライン英会話」で実践する
これがメインであり、さらに
- 定期的にスピーキングテストをして自分のレベルを確認する
というルーティーンを2400時間~2760時間繰り返すのだ。
※TOEICでいい点を取りたい!点さえ取れたらそれでオッケーだ、という目的な場合は別だ。テクニックによるところがそこそこあるからだ)。
最近の語学研究結果はこうだ
1.聞き流しの「ダラダラ学習法」は意外とムダにならないかもしれない
英会話上達法ソース元:
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1053811918321542
内容はこんな感じ。
- フィンランド人に中国語の音声をダラダラと1日2時間ずつ聞き流してもらうことを4日続けた。
- その後、脳波を測定したところ、明らかに中国語を聞いた時だけ特有の脳波形が確認。
- 単なる「音声の聞き流し」が脳の変化を確認できるまでの確かな証拠が得られた。
従来、この変化は幼児にしか起きないと考えられていたものだから重要な情報なのだでピックアップしておいた。
つまり、サブとなる隙間時間、
「あんまり頭を使わない作業をするときは、聞き流しでオッケー」
ということだ。
たとえば、家事だとか、ジムでランニングをしてる最中に、なんとなく耳に入るレベルで音声を流しておくわけだ。
もちろん「聞き流すだけで英語がペラペラに!」みたいな主張はウソなのだが、完全にムダである、とも言えないのだ。
あくまでメインとサブを使い分けて、サブをメインとしないよう、スキマ時間はリラックスして聞ける素材をチョイスするといいだろう。
続く