謎の死を遂げた元議員の石井紘基議員。
誰よりも早く、統一教会、オウム真理教等のカルト宗教にもメスを入れており、特別会計の実態解明、その奥底まで足を踏み入れて暴こうとした唯一の日本人だろう。
ちなみにれいわ新選組の公約には特別会計を解明します!と公約に掲げていたのだが結局、知らんぷりだ。
やれば暗殺されるだろうし、そんな度胸もない。
特別会計ってなんだ
簡単に言えば、政治家集団を牛耳る官僚軍団の利権の塊だ。
ここに勝手に、審査もされずに、200兆円規模のカネが特別だよー(特別会計なのであらゆる審査部門、審議をスルーする)ということで、流れてくる。
当然、税金なのだから国民は役人が作る借金の肩代わりによって何十年も自動的に、搾取される。
報道規制や検閲でこういったことは石井紘基議員が自費出版した「日本が消滅する日」でも読まない限りはわからない。
知らぬ間に、官僚は次々と天下り先として、特殊法人(政府が100%出資して作る会社)の下に3000社以上の子会社をつくる。
そうなってくると、人件費(税金)がとんでもないことになる。
日々の給与、退職金、福利厚生、天下り時の見送り金(補助金)などなど、きりがない。
だから教育だとか、社会保障にかける予算はけずられ、払う側は負担増となる。
この上級公務員らの養分となるのがまさにサラリーマンで少なくとも給料の半分は搾取され続けている。
この状態でローンを組んで、持ち家を買ったり、車やらなんやらと・・・行政が力を持つ国家は、ホラー映画よりも現実の方が実はよっぽどホラーだと思う。
行政国家ニッポン
行政というのは、公務員なのだが、国家という冠の上に行政がくっついた場合、それは、公務員が政治家よりも権力を持ってしまっていることだから税金を払う側はえらい目にあうのだ。
莫大な人件費に加えて、天下り団体とその団体からさらに枝分かれした企業は企業である以上、設立時には、出資金、継続するには運営費がかかる。
これも税金で賄う。
でも増え続けるから足りない。
だから郵政民営化で郵貯、簡保、年金から資金を抜き取って(少なくとも500兆円)、その借りたカネの返済や償還の実態は不明。
完全なるネコババ状態だ。
「将来、あなたの年金は少ないですよー」
となる理由はこれだ。
証拠隠滅のためにちゃんと事前に特定秘密保護法で公文書は黒塗りしておいたからもう誰もわからないよねー
ということになる。
これを石井紘基が国民のために解明してしまったから利権側にとっては大変だ。
「経済がダメなら国債をどんどん発行すればいいじゃないか!」
という議論にしても、常に考えるべきは、それが実現した場合に誰が利益を得るのか、ということだ。
この視点を持たないから、国民は怒らない、怒れない、実態がわからない。
国債を発行し、現金ができる。
その現金の大半は独立行政法人という行政集団の子分、企業群へ流れていき、財政運営という名目で吸収される。
その使途は不明。
議論もされない。
だから石井紘基が出て来た。
しかし、暗殺されたことで、官僚利権を追求する勇気ある議員はお口にチャックをして、何も言えなくなった。
特別会計の解明
特殊法人の実態
天下り先企業群が郵貯等からネコババしている分の返済等の内容、期日
などは誰も触れない、触れたくないのだろう。
証拠隠滅と証拠捏造、証人の口封じ、虚偽証言・・・上に行くほど馬鹿が湧いて出て来る社会構造だ。
国民としては簿記だとか、税金を払わない力を身に付け、志があり、勉強のできる頭のいい者たちは、内部潜入してから内部破壊をする。
政治的な、国家的な場に立てないなら立てないで出来る事もある。
絶望した先にしか光は見えない。
以上、石井紘基著の「日本が消滅する日」を参考にシェアした次第です。
石井紘基(国葬にするべきはこの男だった):