いくら一生懸命に払ていても、金融資本の増加率には勝てない、残酷な数式。
自分がお金持ちかどうかの判断ができることが大事だ。そうでない場合、本来価値のない幻想を永遠に追い求めることになる。
生きる上で、お金は必要だが、必要以上のお金を求めることは無意味だと考える。
今回はその話
高額年収=お金持ち?
結論から言うと年収はどうでもいい。
ただそうは言っても現状の年収で満足していない場合は、年収が300万円の人は、なぜ300万円なのか?
ということはよくよく理解しておく必要がある。そもそも能力や才能で年収は決まるのか?と言えば、答えはノーだ。
最大の理由は、年収300万円の仕事をやっているからに過ぎない。年収1,000万円の人はどうか。
腕が六本に足が10本・・・はえていないだろう。
人間的な能力に大差はなく、年収1,000万円を稼ぐ事ができる仕事をしているから、結果として年収が1,000万円になる。
人生ゲームのように、年収300万円、1,000万円、3,000万円、5,000万円と稼げる仕事を最初に選ぶ必要があるというだけだ。
年収は仕事を選んだ時点で大体決まるのだ。
それを理解しないで、なぜ年収が上がらないのか?を嘆くのはナンセンスだと言える。
大事なのは、多くの人は一生懸命、働いている。
にも関わらず、最初の選択肢に問題があるか、将来、お金の木となる柱を育てる概念がないことに問題がある。
残酷な現実なのだが、毎日、一生懸命になって働いても、長時間がんばって働いても、皆同じようにがんばっているのだ。
だからそんな競争原理が働いている以上、あなたが「やるべき事」を変えなければ年収を増やすことは出来ないってこと。
コインの表と裏を使い分ける
例えば、自営業は労働人口の10%程度しかいない。
残り90%はサラリーマンであり、90%は必然的に激戦区となる。10%の世界は90%のルールと異なるため、あの手、この手と90%の世界にはない武器が使える。
例えば、表面上(個人所得など)は貧乏とすることで、保育料などはほぼタダとなったりするのだ。
その分を消費に充てることなく、受け取ることなく、投資に充てる。
日々、トレーニングを課していれば、人的資本は比較的長く持ちこたえるから、40代、50代と柱が完成しはじめてきたところで、
労働資本を今度は意図的に減らして、可処分時間の最大化を一般的な退職者たちよりも、20年近く早くに獲得ができるのだ。
こういったことを突き詰めていけば、変えるべきことは至ってシンプルだ。
今やっていることを継続しながら、または、一時的にストップしてでも「最初の入り」を意識して、柱を淡々と作っていく。これを家族単位でこなせるのであれば理想だ。
世界2大エクスキューズ
どこの国に行っても、「時間」と「お金」を言い訳にするのが、皆さんは大好きなようです。
「私、そんな時間ないのよー、パートで忙しいの!」
「仕事があるんだ!余計な事をやっている時間は私にはない!」
『お金が無い人』だから、経済的な自由度を手に入れるために、お金を使う必要があるのであって、『時間が無い人』ほど、理想の自分や夢を実現させるために、やらなければならない事があるのだ。
それを「時間が無い」という言い訳をして、先に進むことはしない。
実際、お金持ちの人の方が、時間がある人の方が、健康である人の方が、そうでない人よりも、お金について、時間について、健康について、一生懸命、勉強を続けているし、オレはわざわざ財務相談のために(貧乏な頃から)何度も香港に行くのだ。
その結果、時間とお金をさらに手に入れることができる。だから、お金持ちの人は、よりお金持ちになり、貧乏な人は、より貧乏になるのだろう。
現実は、
「学びて富み、富みて学んでいる。」
だけだろう。
どの分野でも欠乏している人ほど、やる必要がある。20代、30代でサボったなら今からやるしかない。それだけだ。
お金持ち判断方程式
前置きが長くなったがスタンリー先生があなたは現在、お金持ちがどうか一瞬で判断できる方程式を教えてくれている。
その公式は、
『期待資産額=年齢×年収÷10』
で求められる。
例えば、40歳で年収600万円であれば、期待資産額は、2400万円だ。
2400万円相当の金融資産があれば、あなたはお金持ち、となる。
ここをまずはクリアできるように戦略を練っていくといい。
ちなみに現時点でのオレの数値は約10倍となっている。
経験上、年収ではなくしっかりと「資産」を増やすことにフォーカスできるようになれば、年収の意識は薄くなり(なくなり)、天引きで純資産の増加が自然となされるようになっていくはずだ。
これを10年以上継続できれば、おそらく君もオレと同じような数値になると思うし、世界的な大暴落を心待ちできるようになると思う(10年前後は待たないといけないからだ)。
そして食費無制限ライフに突入して、スキルやトレーニングにより励み、いずれはお金よりも筋肉の方が好きになるだろう。
日本が筋トレ先進国になれば、超高齢化社会をクリアした世界最初の国になるわけで、それは他国からしても光輝いた国としてうつるのだろうな・・・コスパ最強なんだけどね、ホント。
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