最近は「労働者」でいることのメリットが薄れてきている(と言うかない)と感じる。
本来、カネ持ちになりたいのであれば、手にしたカネは極力、消費することなく、将来カネを生み出してくれるものに淡々と分散し続けて、その柱の数を強化することにフォーカスすればいいのだ。
5本、10本と増やしていき、複数の収入源を作る。だからカネ持ちはカネを貯めようとする者ではなく「適切な場所に投下し続けられた者」と言う結果だと言える。
株なら定期預金感覚で高配当の某銘柄で年間利回りは、約5%だから現金が余っていれば、NISAで入れておけば預金は馬鹿らしくなるだろう。
「iDeCo」を柱とするなら、現在の年齢から60歳になるまでが完成(満期)だから、そこまでコツコツ無理なく大きくすればいい。
ちなみにiDeCoの積立は65歳までに延長されそうな感じだ。
今回は、「言ってはいけない」編として少し書いておく。学校で習わないことこそ努力して学び、全体像を知ることだ。これが結局は、この収益増に繋がるのだ。
若者は暇なら黙って公務員を目指し、踏み壊すつもりで踏み台に使えばいいのだ。
年収300万円時代到来を予言して大炎上
以前、森永卓郎というオタク代表みたいなオッサン(経済学者)がいて、年収300万円時代になる、と言っていてかなりバカにされていたことがある。今の20代のルーキーたちは知らないだろうが、こういう時代もあったのだ。
そこから20年が経過して、本当にそうなった。
リアルな数字は、年収300万円どころかさらにそれを下回ってきている。
20年前であれば、森永卓郎という人柄もあって、バカにされた内容なのだろうが、今はこれが「言ってはいけない」論ではないから、日本の貧困化は加速しているのだ。
少なくとも森永オヤジがいじられていた頃の若かりしワイには超絶衝撃的なショックだったのだが、どこの国でも傾向として力のある人物の発言は、大衆のはるか上、未来を行くからバカにされるのだ。
森永オヤジは典型的なオタク気質なので、ああいうタイプは非常に頭がいいのだ(世界を変えてきたのは、常にオタクであり、ニートたちだ)。
貧乏労働者になる側と金持ちに労働者になる側の違いは?
「日本の不況」を正確に言うならば、官の暴走が止まらなければ、資本主義は殺されてしまうから、日本は貧しくなる一方なのだが、これを年収ベースで分析した森永卓郎はすごいなと思う。
本当のことを言うと、2019年10月の時点では、年収300万円でもいい方に分類されるのだ。
ちなみに日本人の平均年収は425万円前後となっているのだが、実際のところは労働者で年収400万円以上はあまりいないのだ。
大企業に勤めている者たちが平均を引き上げて、年金をはじめとする「保険料」で平均から大きく乖離している者たちを救っているのが実際のところ。
そもそも統計データなどは不正、改ざんするためにあるようなものだから、それがバレても官僚たちは一切責任を取らない。これもすでにバレてしまっている。
「言ってはいけない」の一例
ちなみにこれはまだ「言ってはいけない」かもしれないが、ここまで読める知的(知識)階級層も多くはないだろうから書いておくと、
なぜ「民間給与の実態」を調査し、いじるのか?
と言えば、
官僚内部にある「人事院」。
ここが給与を決めるのだが、実は「公務員の給与」と言うのは、「自分たちで決められる」のだ。
NHKもよく記事にしたなーと思う。
画像引用元
こういう記事を読むと全体は腐っていても、内部にはしっかりした者がまだ生きていることがわかるのだ。
もう一度書くが、
「行政」は自分たちの給料は自分たちで「勝手に」決めることができるのだ。
そんなワイも勝手に自分の給料は自分で決めて、ゼロ円なのだが・・・。
こう言うことは、お受験には出ないから、国民は知らないだろう。
自営業だとか、公務員になって、深掘りしていかないとなかなか到達しないポイントだと思うのだが、
「人事院制度」と言う謎の制度があって、ここが「一応」はいくらでも改善、不正のできる「民間給与統計」を参考にして、
「うむ、民間の給与は高いな。ワシたち公務員族のボーナスと給与はもっと増やそうぞよ!」
と6年だか7年だか毎年やっているのだ。
だから「民間の給与」は「データ上」高くないと困るのだ。
こういう力が働いているから、政府発表は信用しないことだ。
信用しないから、逆張りをすればいい。
年金も繰り下げがお得ですよ、と言うキャンペーンをやれば、本当は繰り上げがお得なのだ。
いい加減、本当の敵は誰なのかを知れば、日本人は本当の意味で覚醒するのだろうが、最悪のタイミングで増税をしてしまうこの国に希望を託すのは、どうにも無理がある。
希望があるとすれば、右と左から反逆者(立花氏など)がようやく出てきたことだろうか(山本太郎は公務員を増やすと言っているから正直、まだ信用できない部分がある)。
続く