オーストラリアのワーホリについての続き。
若者へのエール編。忘れないうちにサクッと書いておく。
オーストラリアの物価は高い?
職種にもよるが戦略的に乗り込んでいくことで、時給は1500円〜2000円を超えてくるわけだから、シェアリング系の副業を掛け持ちしていけば、それなりに貯金できるのだ(ここで稼ぐ外貨は円安時の円両替によってさらに増える。円高なら現地の銀行口座に定期預金にでもしておけばいい)。
もちろんオーストラリアと言えども法改正でワーホリであっても税金は課せられるから無税というわけではないが、それでも日本で派遣労働をするよりは稼げるだろう。
ちなみにオーストラリアでは物価が高いと言われる。
確かに高いものは高い。
しかし、それは物次第であって、その国特有の強み系商品は恐ろしく安いのだ。
例えば、オセアニアで特徴的なのは
- 牛乳(乳製品全般。アイスクリームは世界一美味いと思う)
- 食パン(量と種類がとにかく豊富だ)
- 新鮮なジュース類(リッターあたり150円くらいで2リットルとかで売られている)
- 肉類
- 果物類
- 水(水道水が飲める数少ない国)
※ただしミネラルウォーターを買うと、オーストラリアでは200円前後する。コーラは400円前後だ。
このあたりはすこぶる安い。
ちなみに「肉」というのは、オーストラリアなら牛肉。
ニュージーランドならラム肉なのだが、オーガニックの牛肉で言うと、ただ安いだけではなく、グラスフェッド(牧草地で放し飼いにされたやつ)でオーガニックで500グラムで1500円前後、1000グラムで3000円を切るくらいだから、それなりの量が買えるのだ。
物価が高いと言っても、そもそも最低時給は世界一だから、相対的に考えればそうでもないのだ。
お国事情もあって「言ってはいけない」なのかもしれないが、日本では安くて長時間、使える「派遣労働者」が大量に必要なのでテレビでは印象操作をするのだが、外に出てみると実態は大きく違うのだ。
若者の総出稼ぎ時代到来
ワーホリビザは30才位までだから年齢制限はあるものの、これを活用して海外へ出稼ぎに出てお金を貯める20代の若者たちがマイルドに増え始めている、というのは時代の変化なのだろう。
かつて日本にも、フィリピンやタイ、中国やモンゴル、ブラジルなどなどの国から出稼ぎ外国人を受け入れる側にいたのだが、今はもう立場が逆転しつつある。
ワーキングホリデーのリアル
ワイの時代は情報がとにかく乏しかったから戦略的にワーホリ制度を使っていた者は自分を除いていなかった。それでこれは実体験からも言えることなのだが、
全員が全員海外に出稼ぎにいくと幸せかになるか、成功するか、と言ったらそうでもないのだ。どうしてもその人の性格、感性、知性、野心などによる。
ただ誰もが一度は通る道であろう「労働者」として生きるのであれば、冷静に比較してみた場合、日本以外の国を選択した方が人間成長には大きく影響するのではないか、と言うことだ。