トランプおやじが発言した
「不思議な旅」
が当時は妙な表現だなと思っていたのだが、だんだんとわかってきた。
今回はこの解説をわかりやすくしておくよ。
トランプの「不思議な旅」の意味はこうだ
「不思議な旅」とはトランプおやじが1月20日の演説で発言したことに由来する。
なぜか不正がわかっているのに、あえて攻撃しないトランプ。
そして、なぜか「バイデン」がトランプおやじが実行してきた政策、最近では中東政策などを「そのまま」受け継いでおり、アンチトランプ政策どころか、寄り添っている。
バイデンはやっぱりトランプ側だった?
以前、バイデンとトランプは既に手を組んでおり、だからこそ、ある主の演技をしているという話をしたが、このシナリオはあながち間違ってはいないのではないかと思っている。
例えばアメリカでは「核のボタン」問題があるのだが、通常、核兵器を発射する権限を持つのは、行政長官である大統領が持つ。
しかし現時点で40人数名の下院議員たちがこの権限をバイデンではなく、下院議長や副大統領に分散するべきだ、という動きがある。
一般的に見ると
「バイデンはさ、認知症っぽくて危なっかしいからさ・・・」
となるのだが、
政治的に見ると、
トランプ大統領が戦って無力化(権限の破壊)していったのは、「軍産官僚」だ。
そして、軍産官僚(ディープステート)とは、
「大統領職にあたる人物に核のボタン持たせたい派」
だ。
なぜって、例えば戦争が起こったとして、その戦争の継続するか否かを決める権限が大統領ではなく、「議会」にある状態だと戦争はすぐにストップして軍産が儲からないからだ。
しかしだ。
もし核の権限が大統領にあれば、周りの悪い側近たちが 大統領を丸め込めばよいわけで、これで継続はよりイージーとなる。
過去のアメリカとはこのパターンで、戦争が継続できる状態にあり、実際にそれで軍産は儲かってきたわけだ。
だから、バイデンが仮に「認知症っぽく」振舞っていることで、あえて権限を大統領に集中させないようにし、分散させる。
過去、誰も軍産を無力化することができなかったわけだから、これくらいの演技があってもおかしくない(人類未踏の領域)。
バイデン政権の不思議
一応、現在の米国政権は表向きはバイデン政権になっている。
だから、心配なのは、トランプ政策を否定していき、軍産が復活していくシナリオなのだが、実際は「軍産」の無力化が1月20日以降も継続している。
ワイはバイデンになったら、バイデンの後ろには軍産がいるから、てっきりそうなっていくと思っていた。
しかしだ。
今リアルに起こっている現象は妙な出来事ばかりで、バイデンとなり、トランプ政策を継続する形で、
「戦争権限法を廃止しよう」
という動きが止まるどころか加速しておる。
戦争権限法が廃止されたらどうなる?
戦争権限法が廃止された場合、トランプ大統領が進めていた「中東(イラクなど)」からの米軍撤退がさらに進む。
つい最近、バイデン政権は以前トランプおやじがしたように、シリアを空爆したのだが、これが戦争権限法が廃止に拍車をかけている。
ワイはてっきり、軍産の復活の狼煙だろうと思っていたのだが、結果としては、この爆撃によって「イラン」がシリアでの影響力を増すことになった。
派手にやって、失敗させる。
イランの影響力をデカくして、米軍不要の流れを作る・・・トランプとまったく同じ手法だ。
だからワイが間違っておった。
どこからどう見ても、バイデンおやじは、トランプおやじと同じ路線上におり、米国の世界警察国家、覇権放棄を進めている。
これを続けるどうなるかわかるだろうか?
中東ではイランに続いて、サウジアラビアもイスラエルも
「戦争権限法の話も出てきているし、もうアメリカは頼りにならない。カネばかりかかる。いい加減、軍産のアホどもに付き合って、武器を使ってやるのは終わりにしよう。
俺たちはイランと仲良くして、戦争しないでも、多極的に経済発展していこうぜ」
という未来になっていく。
さらに、この段階に入っていくと、
「アメリカが出ていくなら、俺たちは石油国家だから、中国、ロシアと自由に貿易をやらせてもらって、石油価格を吊り上げて(自分たちで自由に決めて)、アメリカのインフレを加速させて、不便はドルなど使わず、人民元、ルーブルを使って貿易したらいいのだ。」
ということで、最終的にドル崩壊を加速させる。
この部分を言っているのがフリン将軍だ。
一応、画像でも貼っておく。
以下、引用すると、
“Our nation is in a massive transition right now. It’s historic. And it’s not unlike other transitions our nation has faced in our past, transitions after great wars.
We have been in great depressions.
We have been in great tragedies that our country has gone through to include assasinations of presidents and such.
Those type of monumental and historic events that cause us to reflect on
who we are as a country.
And what I would offer to this group and to all the listeners today, that as we face what it is that we are about to endeavor into, here in the next few weeks and next few months, and probably years, we have to reflect on what it is that we believe in.
訳すとざっとこんな感じ。
「私たちの国はいま大規模な移行期にあります。それは歴史的なものです。
そして、それは私たちの国が過去に経験した他の移行、大戦争後の移行と同じようなものです。
私たちは大恐慌に直面しています。
私たちは、大統領の暗殺などを含んだ、わが国が過去に経験してきた大きな悲劇のさなかにいます。
国として、私たちが一体どのような存在なのかを振り返らざるを得ないような、途方もない、歴史的な出来事がいま起こっているのです。
そして、私が今日、このグループとすべてのリスナーさんに申し上げたいのは今後、私たちがこれから それに対して努力しようということがあったとき、ここ数週間と数ヶ月、もしくは数年で、私たちが信じていることは何なのかを明確にしないといけないということです。」
ということで、米国は第三次世界大戦下にあり、その中であっても、軍産が弱体化されている状態が継続中だ。
この部分で何が起こっているのかはワイを含めて一般人にはわからん。
わかるのは、
マスコミがバイデンに求めていた中国やロシアと仲良しになることだったのだが、そうはなっておらず、トランプと同じ路線で、中国ロシアは(表向きは)敵視する。
これをやると、今までアメリカ依存のドラッグ(米国債の強制購入)をさせられてきた
日本だとか、ドイツ、フランスも
「アメリカ、さすがにそろそろダメか」
となっていく。
だから、現時点のアメリカ同盟国は、中国やロシアと仲良くしていく。
トランプ大統領が4年間でやってきた流れであり、本来の政策が継続だとわかる。
だから「米国の今」という部分では、トランプが実権を握っていてその命令でバイデンが動いおり、少なくともあの民主党が、バイデンたちが、よーく見ると 中東路線に関してはトランプ政策を引き継いでしまっているのだ(信じなくてもいいよ。あとから全部わかるからね)。
さらに、だ。
あのT・ウーが補佐官になるだと?
バイデン政権があの『T・ウー』を補佐官に起用した。
こいつは、GAFAは解体するべきだ!という思想を持つ男だ。
これにはワイもぶっ飛んだ。
トランプ大統領もGAFA批判派で検閲攻撃にずっと攻撃されてきた。
そして、なんとなんと、トランプをボコボコにしてきたGAFAに対して、あのバイデンが同じ政策を言い出している。
「ビッグテックは解体じゃよ。それで中小企業に自由競争させて、経済は多極化じゃ!」
というのは、トランプ路線。
ワイ・・・頭がおかしくなったのかな・・・・
と思っていたら、これこそがトランプおやじが言っていた
「不思議な旅」
なんだ、ということに気が付いた。
敵だと思っていたら、仲間で、全部繋がっていく、不思議すぎる旅。
だから、マスコミ、じゃなかった、マスゴミたちは、
「バイデンよ、約束が違うじゃないか」
ということで、バイデン批判に転じておる。
こんな具合で。
ここまで来るとドリフのコントみたいだ。
バイデンおやじの発言はやたらトランプおやじの利(政策)に繋がっている。
それをボケているような雰囲気で言う。
だから認知症も本当のところは演技かもしれない。
これが政治というものだ。
いざ蓋を開けてみたら軍産の利益と逆行したことばかりを言う、やる。
中東からの米軍撤退を加速させようとするわ、GAFAを潰すという思想のT・ウーを補佐官に起用などなど、ワイも驚いた。
だから中東で起こっている現象は韓国まで飛び火して、そして最終的には日本へと到達する。
帝国を筆頭に、先進国はどう考えても稚拙な『コロナ戦略』で分断&自滅させられ、今まで発展させてもらえなかったアジアや中東、南米などの新興国の発展が加速して、こういった場所で中間層が誕生して経済が豊かになっていく。
だから1月までの間で軍産との決着は背後でついていたのだろう。
だから軍事オプションは出さなかったと。
何かしらの密約、裏交渉があり、株式会社アメリカが「潰れていく」その過程はそれはそれは奇妙な、不思議な旅になっている、ということだ。