金(ゴールド)を裏付けとする通貨が出現したらどうなるか知っているだろうか?
ゴールドとは、何度も書いているように、世界中どこへ行っても通貨として通用する世界共通通貨だ。
これほどわかりやすいものはない。
だから現在のような「経済システム」が狂う前までは金本位制、金兌換制であったのだ。
金本位制というのは、その国の貨幣価値(交換価値)が「金」に裏付けられた形で「金額」を表すから、「商品の価格」も金の価値を標準として表示される。
まさにゴールドはキングで、その価格がすべてを決めるのじゃ!
という金様、ゴールド様制度となる。
そして、金兌換制というのは、その国の中央銀行(日銀だとか、FRBなど)が
「発行した通貨」
この「純粋な価値(平価)」
と
「金(ゴールド)」
の交換を「保証」しまっせ!
これは説得力がある。
単なる通貨と金との交換ではなく、中央銀行の「法的保証」があるから、仮に金を保有していて、誰も金なんぞに見向きもしない、買い取ってくれない。
そんな場合でも、どこまでいっても中央銀行が金の価値を認めてくれているから、交換してくれる。
※どさくさに紛れて没収ともならないだろう。
ちなみに金兌換を認めている国はこれまでなかった。
これまでは、だ。
ゴールドと過去の歴史
ある日、どこかの国の誰かが金(ゴールド)を裏付けとする通貨に移行します!
と言ったらどうなるだろうか?
例えば、リビアのムアンマル・カダフィ。
彼は「アフリカ全土」で金を裏付けとする通貨を計画した。
その後、欧米らがリビアに乗り込み、カダフィを「悪者」にした上で殺害。
こうして金本位制、金兌換性は失敗に終わった。
次にイラクのサダム・フセイン。
ある時「ドル以外」の通貨で石油を売り始めると発表。
しかしその約2ヵ月後に9.11とイラク戦争が起こり、絞首刑となった。
攻められたから攻め込んだ!という米国の石油株は高騰し(500倍とか)、イラクに大量にあった大量破壊へい・・・ではなくて、大量の金塊はごっそり没収された。
ということで、ドルから抜けようとすると、いつの時代も不思議なことが起こるのだ。
※ワイ、個人としては、3.11もそれに間接的に関係していると思っておる。
ロシアがついに金本位制に移行する?
今回は大サービスとしてもう少し書いておこう。
例えばこの記事だ。おそらく日本のメディアどもはガン無視するだろう。
https://www.pravda.ru/economics/1687796-zoloto/
ヘッドラインは
「ロシアは経済を救済するために金本位制に移行する」
だ。
ポイントは、
・経済を救済するために、
これまで大量に買い込んできたゴールドを裏付けとした
・金本位制
に移行して、(最終的に)米ドルは紙くずにしたろ、という意味となる。
記事の内容は訳すとこんな感じになる。
訳:
ロシア政府は、ゴールドの力を借りて国内のインフレと闘う意向。
ロシア国民に新しい貯蓄方法を提案するものである。
国民のための貯蓄の代替法を検討していたところ、
3月3日から市場での外貨の購入を制限した一方、
地金の売却に係る税金を廃止することとした。
ミシュツティン首相は、金投資について、ドルやユーロへの投資に代わる良い方法であると述べた。
また、シルアノフ財相もこのやり方を理想的だとしている。
これまで地金は税金がかかり、人気がなかった。
銀行で地金を購入する際、20%の付加価値税がかけられていたが
(今回の措置で)価値が下がった場合、或いは、地金を3年以上保有すると、
銀行に売却する際、非課税となる。
そうでない場合、13%の税率の個人所得税を支払うか、
他の資産を売却する時と同様に税控除を利用することになる。
(ロシアへの)制裁が敷かれたことで、
中央銀行はまもなくドルが足りなくなるが、
一方、ロシアの金保有率は世界で最も大きい国の一つ(2300トン)であると述べた。
従って、ロシア政府は、付加価値税の支払いを免除することで、
地金を購入するスキームを簡素化する決定を行ったのだ。
“実際、今、国民は、何か価値あるものを運用先に投資する必要がある。
そうしないと、ハイパーインフレが待ち受けるだろう。
そば粉から車まで買い漁り、価格を釣り上げて行く”と述べた上で、金の購入が軌道に乗っていくと、
金はロシア対外貿易へと浸透していくだろう、との見方を示した。
ここまで。
さあ、前にも紹介したが、プーチンは米ドル(米国)について何と言ったか、だ。
ここではっきり
お前(米ドル)はもう既に死んでいる(デフォルトしている)・・・
と述べておる。
今後、金価格はどうなるか?
これを見るとわかりやすい。
米国の借金比で見たゴールドの適正価格だ。
ゴールドの現在価格はこれが本当であれば、1オンス
「34,477ドル」
であるとなっておる。
現在(2022年4月1日時点)取引されている金価格は、1オンス1,940ドル。
グラム換算、日本円に直すとざっと8400円(税込み)。
本当なら、18倍の価格である。
つまり、『正当な金価格』を現在の価格から18倍すると、
1グラム、8400円ではなく、15万1200円。
例えばゴールドコインを買う場合、約470万円払わないと本当は買えないのだ、と驚きの数字である。
これが2025年には
「86,132」
2029年には、
「213,986」
となる(らしい)。
すると、ゴールドコインは、現在価格から約130倍(約3400万円)となっている未来・・・・
ワイが現実的に考えて、1グラム1万円だろうな、と想定しているゾーンではなく、
その15倍の
「1グラム15万円やで!」
ということになる。
この価格になる前提条件は、
・金融戦争
・欧米側の大敗
・米ドルの完全崩壊(デフォルト)
・ユーラシア経済圏の完成
・数年後(2030年代)にイスラエルへ最終戦争(悪党の大掃除戦争)
という旧約聖書よろしく、ヤーベが自分に帰依して欲しいがための(そんなことに人類は振り回される)、流れの一環のようにも見えなくもないが、興味深いのはこのサイトの下に書いてある説明文だ。
銀は28ドル、金は1850ドルほどですので全く違う数字なのですが、
これが何を意味しているのでしょうか?
アメリカFRBはすでに破産し、アメリカ合衆国株式会社もすでになくなっている、
という文書も出回っています。
リンウッド弁護士は紙幣という紙の詐欺は終わる時がきた、
これからは金銀がバックアップする、というメッセージを出しています。
そういうことが影響して表のような数字になっているのでしょうか?
もしそれが公になり人々が金銀に殺到した場合、今の銀28ドルが100ドル、
ひいては上のような4800ドルになる、なんということもありえるかもしれません。
特にこういった情報は既存のマスコミでは一切流れず、
インターネットでのみ受け取ることができます。
よって若者たちがこぞって銀貨を買っています。
テレビを見ている人は置いていかれている状況です。
私も銀貨の持ち分を多くしています。皆様はいかが思われますか?
ということで、ここ数年、事実として、ロシアは金を毎年爆買いしてきた(中国と一緒に!)。
ウクライナ情勢はもちろん、罠にかけられたら経済制裁される、ということを見越して、それをカウンターパンチとすることも想定して動いていた、ということがわかる。
だからワイが想定していたよりも早く、ユーラシア大陸大経済圏となり、そこで使用される通貨は、ゴールドに裏付けされているものであるべきだ、
という流れに一気に入っていきそうだ。
そもそも米国は30兆ドルの負債を抱えた国であり、その通貨はイリュージョンだ。
価値があると思い込まされているだけで、本当は何の裏付けもない(でも裏付けようとすると毎度、暗殺される)。
それが
『米ドル』
の正体。
一方、世界どこにいっても通貨として認識されるゴールド。
この裏付けがあるルーブル(つまりゴールドと等価)を比較したらどちらが欲しいだろうか、価値があるだろうか、
ということで、ロシアは米国とユーロ圏を完全に破壊するステップに入った、というのがまず現状認識として非常に重要である。
これから起こること(予測)
まず宣言した瞬間から歴史的に見ても、戦争が起こされ、なかったことにされてきた事実がある。
ロシア、プーチンに関しては、ありとあらゆるデマ報道が増えていくだろう。
しかし、ここで登場するのは、トランプ大統領(バイデンは本人じゃないから)による検閲されないTruth Social(トゥルース・ソーシャル)が本当のことをテレビ、メディアに変わって報道しまくるだろう。
これがなければ、今まで見たこともないような中傷攻撃が起こり、最悪の場合は、戦争となる。
なぜなら米国と欧州に選択の余地はなくなり、欧州に至っては、天然資源の大半をロシアに依存するようにされてきたから時間もない。
ドルやユーロが生き残るためには、ロシアを何としても抹殺しないといけないからだ。
ワイの楽観論としては、Truth Social(トゥルース・ソーシャル)が人々を覚醒させ、世論を作らせない、戦争をさせない、となっていくのではないかと思っておる(混乱は最小限で済む)。
できること、やること
今後の日本の関わり合い方は現時点ではまだ不明。
しかし、日本も大量の金塊を持っている。
表に出したら、公表したらサヨナラーのものである。だからタイミング次第で日本もロシアと同じことができる。
しかし、それがいつなのかはわからない。
だから買える人は、今からでもゴールド(コインでもいい)をコツコツ無理なく買いなさい。
そして、備蓄。
食料はもちろん、水と薬(できれば漢方がいい。薬は石油)。
あと個人的には、
ビオフェルミン(乳酸菌)。
あたりは今のうちから使い慣れておくといいなと思う1つである。
まず保存期間も長い(3年)。
水がない場合、歯が磨けない。
そして、肺がやられる。
しかし、乳酸菌とは噛んで口の中を浄化することで、歯周病、虫歯対策(寝る前に3粒、噛むだけ)として使えるのだ。
人にもよるだろうが、便通、日々の鼻炎や花粉対策にもなり、乳製品を取るよりも楽であること等、人以外(犬、猫ちゃん)にも試してみてもいい。
おまけ(できること)
我々ができることは案外少ない。
だからこそルールを決めて徹底してやる。
例えば、買い物をする場合、2000円分くらいは備蓄用に缶詰を買い足しておく等、
ルールとしていく。
※こういったことが浸透していれば、パニックの抑制になる。
ウクライナとロシアのいざこざは軍事的な視点からすれば、ロシアに経済制裁をすれば、可能性としてゴールドを裏付けした通貨を発行してくる、という可能性、シナリオはわかっていたはずなのだ。
だからこそ、ヨーロッパに住む人々がユーロをロシアに現金で持ち込んで
「ルーブル通貨」
に替えることを未然に阻止(不可能)した。
自分が持っているお金で「他の種類のお金(外貨)」を買う場合、普通はインターネットバンキング等を使うが、それができない場合、ロシアに入ることを制限されていない、一番近くて、簡単、安全な場所で両替をする。
それがウクライナ。
だから先回りをして、ウクライナを利用して、自分たちの存在意義(通貨価値)を守りたいがために、今がある。
「おいおい、なんだよ、結局、戦争ってカネの問題かい!」
そういうことだ。
事実として、ロシアは米ドルから抜けることを宣言。
ニュースではこれを報道させない。
これを阻止するべく、欧米の支配層との戦争が起こりやすい。
だからこそ、先回りをして、ウクライナにある(アメリカの)生物兵器研究所と人身売買の温床ポイントを破壊。
欧米が負けてしまうと、これまでの仕組み、医療も含めて全部、つながっていたこと。
一部の金儲けのために、わざと起きていたことがバレてしまう。
ということで、相手も必死となる。
影響なしで生きるには
円安ターンでは、外貨が光り、積み上げて来たものがモノを言う。
※外貨積立はもうおススメしない。
金本位制時代となれば、ゴールドが光る。
通貨制度が破壊されれば、ゴールドはさらり光を増し、通貨が存在する限り、それを稼ぎ出す『仕組み』があれば、いつでもゼロから立ち上がることができる。
それを放棄(ゼロにはできないまでも)したいなら、ゴールドによって、住みたい場所をタダ同然で入手し、自給自足に入れば良し。