金を投じるには、根拠が必要だ。
投じる根拠が薄ければ見送り、高ければリスクを許容した上でエントリーする。この繰り返しのみ。
あとはうまくいっても、いかなくても後から検証し、ベストプランだったのかどうかを確認する。
どの分野であれ、どうしたら最短で自己成長できるのかを考え、実行し、一流を目指すことだ。
世界経済の動き
まずはここから見ていくと、現時点での懸念材料は、米中貿易摩擦とブレグジット問題。
これにメドが立つまでは、大きな上場はまだ厳しいと見ている。
北朝鮮が非核化を中断すると発表。
演技の延長として、なぜこのニュースが今のタイミングで出てくるのかを考えれば、わかるだろう。
先週の日銀政策決定会合は、現状維持で政策変更なし。
表向きは現状維持だが、本当のところは、ステルスQE実行中なのだろう。紙幣を刷って、米経済を支え、円安に向かう動きから推測すれば、筋が通る。
普通であれば現状維持なら下げてもおかしくないタイミングで、売りは出ない。
北朝鮮の地政学リスクが出たのにも関わらず、こっちも売りは出ない。不自然な動きの時は、力学的に何かしらの圧がかかっているわけだ。どちらにしても、しばらくはもみ合い。
先物ベースで見て、21390円を抜ければ、もう一段の上昇を想定。
先物で見る理由は、いろいろあるが、切りのいい数字であることとチャートが見やすいためだ。
買いは基本的にこのポイントを抜けてくるまで、押し目待ちが有効。
日経指数のポイント
先物ベースで見ると、
上 21600円
下 21200円
買いポイント転換と見ている21390円を抜けてくれば、
1)21480円
2)21600円
と試していくと想定。逆に21200円を割ると、
1)21090円
2)20910円
上の限界ポイントは、22000円のキリ番。
チャート次第だが、下で買いを仕込みながら、ここで売り勝負をしかけたいと思っている。
勝負をするからには、負けは許されない。だから、負けない戦い方をするには、下で買いを仕込みながらターゲットポイントで売りを入れて両建てをすることだ。
NYダウのポイント
上値メドは
『2万6256ドル』
ここを抜けてくるまでは、目先は高値圏なので買えない。抜けてくるなら次の上値を試すので、押し目があれば何とかエントリーできそうな気はする。
下値メドは、『2万4987ドル』
ここを割ってくれば24000ドル前後までの調整を想定。どちらかというと、下値メドを割ったら売り。24000ドル手前で利確。
パウエル株価下支えチームが奮闘している以上、下げ局面は欲張らず、6割でエグジットする。
こちらの方が優位性はあるかと思っている。
ドル円の動き
110.70が強いサポートライン。逆にここを割ると底が深いため、110.70を背にして、下がれば買う。
上のターゲットは、
111.82
ここを明確に抜けることができれば、次は『112.65』の上値を試す展開に入っていくので、このあたりから売り勝負をかけていくタイミングになる。
今のところは、110.70から111.82での揉み合い。
抜けたほうに動くと見ておく。
シンプルに、110.70を割れば、売り目線に切り替え、そうでない場合は、落ちたら買う。
先週は事前にお伝えした通り、下げても限界点は、110.350前後。
よって、110.40と110.30で指値エントリーをして、110.40のみが発動。
朝一で大きな含み益。
今週も突き抜けていこう!