日本の常識は“ほぼ”世界の非常識⁉BOBOSミニマリストのつぶやきブログ

世の中の「言ってはいけないこと」はほぼ正しい。BOBOSオジサンから覚醒者たちへの遺言。

これからの世界経済について書いておく

信じられないかもしれないが、まず円(ドル円)は118円59銭を3月17日をもって終値で抜けたことで月足ベースでの円安波動に突入した。

 

これで1990年からの円高波動が終了した、と見る。

 

難しいことは抜きにして言うと、この時点で方向性としては、160円を目指す動きとなった、ということだ。

 

もちろんすぐに160円まで到達することはないだろうが、その過程の中でサポートラインを徐々に切り上げながら進む。

 

現在は、121円86銭を終値で突破したため、ここをサポートにして、

 

『129円29銭』

 

へと進む。

 

これを終値で超えると、サポートラインがもう一段きり上がり、その中で再び上下しながら進む。

 


利上げの脅威

 

インフレは人類の敵であり、利上げは世界経済に対するアッパーカットだ。

 

過去の歴史を振り返ると、2018年はリーマン・ショックからの資金回収で引き締め(QT)と利上げを同時に実行した。

 

ただ、この時はインフレもそこまで進行しておらず、利上げのペースが今回の半分程度だ。

 

※3月のCPIは8.5%だったが、あれは嘘だ。実質の米国インフレは既に20%を超えておる。生活している者に聞けばすぐにわかる。


今回の利上げは、リーマンショックへと繋がった

 

『2004年~2005年にかけての利上げペース』

 

でさらにQTを同時にやる。

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0.5%の米国利上げの歴史 週足チャート

赤丸は0.5%利上げをした週。

 

つまり、ここから先は、他国がどうなろうと、米国(ドル防衛のために)インフレを抑えるために、ハードランディングで金融政策を実行しに向かう。

 

大量のドルをばらまき、ハゲ散らかし過ぎた米国が今度は世界に迷惑をかけながら、蛇口をしめにかかる。

 

これに米国経済が耐えられたとしてもだ、新興国経済は持たないだろう。

 

よって新興国経済はとことん落ちていき、これで米国(ドル)に影響されるバカらしさが骨の髄までわかるはずだ。

 

そして、ドルをベースとしな経済圏、多極派(ユーラシア大陸経済)へと吸収されていくだろう。

 

いずれにせよ、インフレ率が9%を突破すると、0.5%を年内に2回やる可能性も出てくる。

 

それでも止まらない場合、名目金利が10%台となれば、どんなに鈍感な者から見ても、

 

『米国経済のスタグフレーション』

 

が認知される。

 

米国に広がる巨大テント村がバレてしまう(現在はニュースにならないように必死に報道規制をかけている)。

 

ちなみにこれが現在のフィラデルフィアの様子。

 

フィラデルフィアと言えば、映画ロッキーが撮影された場所でもあり、北アメリカ有数の巨大観光都市でもあり、人口は全米第5位だ。

 

以下、その様子。

 


利上げの歴史を振り返る


1.資金をばらまき散らす
2.インフレが加速する
3.紙幣の価値を守るため、金融引き締めを実行 ←今ココ
4.株式市場がダメージを受けやすくなる

 

というのが過去の利上げのおおまかな歴史だ。

 

現在のインフレは40年ぶりの水準にあるから、1970年代後半~1980年代中盤と同じ水準です。

 

※石油ショックの時代で日本の物価も2倍~3倍になった。


株価で見るとこのあたりの時代には2回ほど大きなインフレが起こっているのがわかる。


例えば、1回目ではS&P500はインフレ&利上げの影響で約30%超の急落をしておる。

※2回目では約20%


インフレと株価は逆相関だから、日々、インフレ対策をしながら、この流れを横目で見つつ、ワイは次の急落を楽しみに待っている。

 

やはり物事は常に10年単位で考え、コツコツ実行するための仕組みを持ち、忘れてしまうことが大事なのだと思う。

 

すべては経済のために動く


今後、見ていくポイントとしては、ロシア支援国に対してどんな対策が講じられるか、だ。

 

例えば、中国に対しても経済制裁が発動されると、はっきりと世界経済は分断される。

コロナとは、ウイルス戦争だ。

 

そして、今は金融戦争。

 

昔と今の戦争は大きく異なるのだが、これから何が起こるのか、を予測し、資源高、エネルギー高、に対しての準備を怠らないようしなければいけない。

 

4000円台から買ってきた者にとっては、もうゴールドは高すぎて買えない。

 

そして、円安によって買う余裕すらもなくなる。

 

外貨に換えていく、外貨で他の資産を持っていく、海外でゴールドを買って保管しておく、にしても、今からでは非現実的だ(10年かかる)。

 

このように時間が経過すればするほど選択肢は狭くなっていくからこそ歴史から学び、

日々の学びが重要なのだと思う。

 


ワクチン4回目、その結果

 

ワクチンにしても世界最先端で打ちまくったイスラエルとその国民らの声に耳を傾けるべきだろう。

 

※昨年末から4回目の接種に移っている。

 

ワクチンは最初はこれを打てば大丈夫!

 

から徐々に

 

「2回接種すれば大丈夫です!」

 

と言われ、


「ワクチン2回ではダメだったから3回だ!」


と言われ、また打つ。

 

そして、イスラエルでは4回目まで進み、出ている結果は、

 

「オミクロン株に対しての感染予防に十分な効果が得られない」

 

だ。

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ワクチン4回目のイスラエル オミクロン株に対するワクチン効果

https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMc2202542?query=featured_coronavirus

 

 

※4回目接種者からも再び感染者が出ている状況だ。なぜ打てば打つほど感染者が増えるのか。

 

それがインフルエンザであれ、ただの風邪であれ(全部、コロナと認定)、幹細胞に不可逆的なダメージを負い、弱体化するからだ。