今回は、先日ツイートしたこの記事の続き。
それを言ったらおしまい案件だと思ってずっと黙っていたのだが、まだまだ雑魚キャラのオレなので、炎上もクソもないから言ってやる。いいか!健康オタクども。耳をダンボにしてよーく聞けよ。ツイッターをやる前からずっと言いたくて我慢していたがもう限界🤬いま言う。最強食材はコレなんだよ。よーく
— フィジークトモちゃん (@bobostrainee) July 12, 2019
と記事の内容はゼロなので、しっかりシェアしておこうと思う。
数あるフルーツの中で、最上位(個人的には最強)のフルーツ族はこれだ、という話とその実験結果。
- キミに最強フルーツを教えよう
- ブルーベリーの第一情報を調べてみる
- DNAのダメージ修復効果がヤバイ?
- ブルーベリーの脳に対する研修結果は?
- ブルーベリーの酸化効果はどれほどのものか?
- ブルーベリーの筋肉への影響はどんなもん?
- ブルーベリーは1日何個食べたらいいのか?
- アントシアニン力を高める方法
- ブルーベリーの残念の現実
- ブルーベリーの農薬を考える
- ブルーベリーを買うのにおススメな場所はどこ?
- 驚きのブルーベリー価格がコレ
- おぐらやま農場のニュースレターがアツい?(おまけ)
- コンテキストとは?(おまけのおまけ)
キミに最強フルーツを教えよう
結論:ベリー類
- ストロベリー
- クランベリー
- ブルーベリー
- ラズベリー
- タイベリー
- ブラックベリー
- ボイセンベリー
- ゴジベリー etc
そもそもベリーとは何かと言えば
小さくて多肉。食用にもなるような果実の総称
のことを指すのだが、特にブルーベリー。
まず「食物繊維」の含有量は、乾燥果実を除く生果の中ではトップクラスだ。
ブルーベリーに含まれている抗酸化物質のポリフェノールの一種「アントシアニン」はよく目に効果がある、と言われているが、個人的にはこれ以上に「筋肉疲労」を抑えてくれる、という点を猛プッシュしたい。そう、天然のBCAAなのだ。
さらにおやつ代わりにもなるので、空腹感(筋分解)も防ぐことができるのだ。
え?マジですか?そんなにメリットを盛っちゃっていいんですか?
と調べれば調べるほど出てくるブルーベリーなのだが、とにかく「ベリー類(族)」は抗酸化作用がとても強いのが特徴(アンチエイジング食材)。
これは普段から電子機器類に触れることが多い現代人にはまさに吉報だ。
ブルーベリーの第一情報を調べてみる
はっきり言って、ブルーベリーにまつわるあれこれは数多くあるのだが、大抵は誰かが誰かから聞いての伝言リレーとなっている感が強い。
ここでは一旦そういったブルーベリーの「よくある話」は横に置いて極力、第一情報源(中立的な立場であり、しっかりとした裏付けのある実験が行われた結果)に狙いを定めて調べてみよう。
そう論文であり、実験結果だ。
この調べ方は、以前お伝えした通り。
マジでこの検索方法は重要だからマスターしておくことだ。
論文で出ているものを調べてみても(毎度のことだが、まずNCBIで探す)ブルーベリーほど研究されて、数々のメリットがあるフルーツは他にはないのではないかと思えてくる(おそらくリンゴ以上だ)。
DNAのダメージ修復効果がヤバイ?
結論:ブルーベリージュースを4週間飲んだ場合、酸化ダメージを受けたDNAが20%回復
タイトルは、
A single portion of blueberry (Vaccinium corymbosum L) improves protection against DNA damage but not vascular function in healthy male volunteers.
と書かれている。簡単に言えば、DNAの改善はあるが、血管機能の改善はない、という内容だ。
ブルーベリーの酸化ストレスに関する記事は以下だ。ここでは、「ワイルドブルーベリー」と書かれているが、ワイルドブルーベリーとは、北米産のブルーベリーのことで、大体スーパーなどで見かけるやつはこれだ(小粒なのですぐにわかる)。
さらに2.5時間のランニング前後のナチュラルキラー細胞数、酸化ストレス、および炎症に対してブルーベリーを摂取していたらどうなったかの実験結果が以下。
重要な点は、以下の通り。
This study indicates that daily blueberry consumption for 6 weeks increases NK cell counts, and acute ingestion reduces oxidative stress and increases anti-inflammatory cytokines.
訳すると、6週間、毎日ブルーベリーを食べていた場合、(癌を破壊する)ナチュラルキラー細胞数が増加したぞ!さらに酸化ストレスを減少させて、抗炎症性サイトカインを増加させるぞ!
といった具合。
ブルーベリーの脳に対する研修結果は?
65才以上の被験者にブルーベリージュースを12週間飲んでもらったところ、言葉がなめらかになり、記憶力が良くなり、さらに幸福感もアップという実験(ここでは、ブルーベリーサプリメントも効果があるぞ、という実験)
Blueberry supplementation improves memory in older adults.
ブルーベリーのサプリメントは、高齢者にとっても効果的だ、という意味。
うーん・・・ブルーベリーさん、いやブルーベリー先生。あなたに弱点はないのですか?
と言いたくなってくる。
さらにインシュリンの分泌が減る効果も上の実験で確認できているので、糖質制限が必要とされている人(ダイエット族)にもメリットがあるようだ。
ブルーベリーの酸化効果はどれほどのものか?
続きまして、この酸化実験であります。
Consumption of blueberries with a high-carbohydrate, low-fat breakfast decreases postprandial serum markers of oxidation.
高炭水化物、低脂肪の朝食でブルーベリーを摂取すると、食後の酸化が減少するぞ!という見出し。
75gのブルーベリーを食べたら、体の酸化レベルの低下が確認された、というのが以下の実験。
もちろん酸化レベルは一定ではなく個々の体格だとか、ブルーベリーの質に影響するとは思うが、酸化レベルが下がる、ということは確かなようだ。
100gのブルーベリーでリンパ液の酸化レベルが下がったぞ、という実験結果。
ブルーベリーの筋肉への影響はどんなもん?
こっちはオレの故郷、ニュージーランドのブルーベリーでの実験だ。
結論だけ言えば、ブルーベリーシェイクを飲んでから運動。その後、筋肉へのダメージを計測したらダメージ(疲労度、炎症)の回復が見られた、という実験。
いやー、参りました。ブルーベリーさん、でもブルーベリー先生でもなく、ブルーベリー神です。
他にもブルーベリーにまつわる興味深い実験は多々あるのだが、このくらいにしておくとして、最後にひとつ面白いなと思ったのは、
- 心臓病のリスクが低下するぞ
- 認知症のリスクが低下するぞ
このあたり。
※引き続き最新の実験結果があれば、本記事をブルーベリー特撰記事として、更新しておきます(よければ、ブックマークしておいてください)。
ブルーベリーは1日何個食べたらいいのか?
気になるのは、
「じゃあ、1日何個食べればいいのよ?」
ということなのだが、それぞれの研究を見ていると、1日に500mg~1,000mgのアントシアニン(ブルーベリーに豊富に含まれているポリフェノール)を摂ればいい、というのが結論(これは各実験内容を読んで見ての個人的な結論という意味)。
必要アントシアニン量をブルーベリーに換算すると60g前後でクリアできることになる。
ブルーベリーは1粒あたり、平均して1g~1.2g前後なので、1粒1gとすれば、60個となるし、大粒サイズとなれば、2g前後となるから25個~30個でクリアとなる。
※個人的には、今回おススメする場所のブルーベリーの品質であれば、15個~20個で十分ではないかと思っている。
それでいて糖質量は10g以下だから、ダイエットするにも理想的なフルーツだと言える。
ザ・キング オブ フルーツに決定です。
アントシアニン力を高める方法
ブルーベリーが持つ強力な武器、アントシアニン効果を高める方法はいたってシンプル。
それが「冷凍」だ。
ブルーベリーのデメリットは日持ちが悪い、ということなのだが、冷凍してしまえば問題なし。
冷凍することでアントシアニン効果が増し、夏にしっかり仕込んで、冷凍してしまえば、年中食べることができる。
※ちなみにオレは自称ブルーベリーマイスター。キリンのように夏になると食べ尽くしに各地へ移動する。
1日、2日食べただけでは、効果はでないのは当たり前だが、抗酸化力(飲み物だと緑茶)の強いものを常に摂取するように気を付けながら、最強の食事パターンを作り上げてみるといいだろう。
ブルーベリーの残念の現実
ブルーベリーに限ったことではないのだが、海外産のものは常に「残留農薬」が気になるところだ。
「フードマイル」だとか「フードマイレージ」と呼ぶことがあるが、元々は、食糧の輸送時に排出される二酸化炭素が、地球にはよくないよねー、という意味。
当然距離が伸びれば、輸送中にカビが生えたり、腐ってしまったりしてはいけないので、殺虫剤などを使うことが多いのだ。
実際、基準値を超える殺虫剤「 ビフェントリン」が検出された、というのは、よくある話なのだ。
ブルーベリーの農薬を考える
ブルーベリーは皮ごと食べる果実(皮がむけない)なので、安全性を追求する場合、完全無農薬を探さなければならない。
日本でもブルーベリー栽培は増えつつあるようだが、有機JAS申請されている農地面積の割合でみると、日本はわずか0.5%だ。(2018年(平成30年)農水省統計)
※有機JAS認証済の場合でも「許容農薬」として農薬が使用されている事があるから注意が必要。
さらに「農薬」以外に「化学肥料」も使用しない面積になると0.1%以下になる。
つまり、
- 完全無農薬
- 無化学肥料
- 国産
この条件を満たすブルーベリーは、国内では、わずか2.7トン(全体の0.1%前後)程度しかなく、肥料さえ使用しない「自然栽培」となるとさらに希少となるのだ。
よって、スーパーで売られているものの中から探すのは、難易度はかなり高くなり、
さらにスーパーというのは、販売システム上、直接販売よりも割高となるため、継続的に買う、ということが難しくなる。
これが最大の問題だ。
ブルーベリーを買うのにおススメな場所はどこ?
おぐらやま農場だ。
ブルーベリーに限ったことではないが、ここがおススメなのだ。
これはアフィリエイトでもなんでもなく、純粋な気持ちでおススメしている場所だ(そして、農薬まみれの農業界にメスを入れて、こういった農法をスタンダードにして欲しい!)
日本一のブルーベリー生産量を誇る長野。
この中でも特に水の品質が高い安曇野(水百選に選ばれた「安曇野わさび田湧水群」がある水の郷)のブルーベリーがいい。
- 農薬ゼロ
- 肥料ゼロ
土づくりは、自然本来の土づくりから栽培することを目的としたこの農法(炭素循環農法)に加えて、植物ホルモンの流れを重視した切り上げ剪定(簡単に言うと、生命力が高くなる)をしている。
以下は実際のブルーベリーの収穫の様子だ
おぐらやま農場、自然菜園のブルーベリーの様子
驚きのブルーベリー価格がコレ
250g(4日~5日分)×5パック(約20日~25日分)。
1.25kgでなんと「3,000円」だ!!!
食べてみて普段買っているブルーベリーと比較すれば、品質、味、価格、比べ物にならないことがわかるはずだ。
ブログもやっているので、覗いてみるといいだろう。
妙なブルーベリーサプリを買うよりもよっぽどパワーがあるのだ。
※6月末~8月上旬まで、摘み取り農園として開放されているから、立ち寄ってみるといいだろう。
おぐらやま農場のニュースレターがアツい?(おまけ)
品だけでなく、一緒に同封されている食に関するうんちくがまたタメになる。
例えば、スムージーにするにしても、スムージーにしていい野菜とダメな野菜があり、どういう理屈で体にとって害となるのか、などがふんだんに書かれているのだ。
一言でいえば、おぐらやまの農作物には「コンテキスト」が溢れているのだ。
コンテキストとは?(おまけのおまけ)
例えば、このブルーベリーの画像を見て、あなたはどう思うだろうか?
まずはこのブルーベリーを見て「感じた印象」を覚えておいてほしい。
- おいしそう
- デカい
- 食べたい
- 高そう
なんでもOKだ。
次に、このブルーベリーのイメージを覚えたまま、続きを読んでほしい。
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上の画像で紹介したブルーベリー・・・実は一粒1000円のブルーベリーなのだ。
さて、印象はどうだろうか?
最初に見た時と印象は同じだろうか?
※もちろん1,000円というのは嘘。
他にも、
- 日本一巨大なブルーベリー
- 皇室に献上されているブルーベリー
- 世界一おいしいと言われたブルーベリー
- お歳暮で100%喜ばれるブルーベリー
- 長野県で一番売れているブルーベリー
なんでもいいのだが、こういった背景情報、つまりコンテキストを伝えられると同じブルーベリーでもまったく違う印象となるのだ。
これは売り手の論理となるのだが、商品を買う、という行為は、商品そのものだけではなく、コンテキストも一緒に買うのだ。
だから商品が例え名称が同じブルーベリーであっても、おぐらやま農場の食べる人のことを究極的に考えて、苦労して手間暇かけた完成されたブルーベリー(他の果物、野菜)は非常に強いコンテクストがあるのだ。
だから売れるし、売れ続ける潜在的な伸びしろがあるのだ(表現できるかどうかの問題だけで)。
この概念は、ブルーベリーだろうが、ブログコンテンツであろうが、関係ない。普段の日常会話までも応用は効くのだ。
・・・・
長くなってしまったので、おまけの話はここまで。
国内超希少激安ブルーベリー。まずはお試しあれ。
言っていることがよくわかるだろう。
おぐらやま農場希少ブルーベリー
※引き続き最新の実験結果があれば、本記事をブルーベリー特撰記事として、更新しておきます(よければ、ブックマークしておいてください)。