日本の常識は“ほぼ”世界の非常識⁉BOBOSミニマリストのつぶやきブログ

世の中の「言ってはいけないこと」はほぼ正しい。BOBOSオジサンから覚醒者たちへの遺言。

オフショア投資について考えてみる。

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オフショア投資と積立投資 負けない投資は株?FX?



 

それを言ったらおしまいよ、案件なのかもしれないが、実は再現性を求めれば求めるほど、一般投資家が手を出せるものは

 

  • 国内積立(iDeCo、つみたてNISA、小規模企業共済、セーフティ共済等)
  • 海外積立(オフショア)
  • 保険(積立型の財形)

 

これくらいしかないだろう。

 

今回はこの話。

 

 

オフショア投資について考えてみる

 

オフショアと聞くと(正確にはオフショアファンド)投資するのは、怖い、怪しいと身構える部分もあると思うが、日本居住者にとっては何の違法性もない。

 

ただそこに複利運用によってファンドがぐるぐる回っているだけの話だ。

 

税金にしても、世界中どこでどのような投資をしていようが、「日本居住者」である限り、「利益」が「確定したとき」には申告を行う義務があるからオフショアだから得だとかは関係ないのだ。

 

つまりオフショアをしたところでそれに節税性はない。

 

メリットがあるとすれば、

 

  • 外貨による複利運用(円安ならデメリット)
  • クレジットカードによるマイルの自動獲得
  • 次世代への承継(保険付タイプに限る)


これくらいで、実際のところはそれほど凄いインパクトはない(海外では当たり前のことだったりするからだ)。


オフショア投資を、わざわざやる理由

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オフショア投資と積立投資 負けない投資は株?FX?

各IFAの話を聞く限り、運用実績はリーマンショック後からトータルで考えてみても、大きなマイナスにはなっていないものの、それほど儲かっているとは言い難い。

 

ただ、10年経過して思うのは、自分の方針は間違ってはいなかった、という確信だ。

 

なぜ、そう思えるのか?と言えば、やろうと思えば、自分の一族へ永遠とバトンリレーできる仕組みを持ったこと(不老不死の金のガチョウ)。

 

多くの人がやっていなかったことを、淡々とやってきた、その結果、学べたこと、外貨への移転、という10年の経験値は大きい。

 

肯定的に言えばこうなる。

 

感情抜きにして言えば、オフショアファンドをオフショアでドル建てで買ってきただけ、だ。

 

逆に、リーマンショック後、円高の続いた過去10年間は日本国内に資産らしいものは構築できなかったので、iDeCo(イデコ、確定拠出年金のこと)などについては遅れた生じた。


次の10年を考える

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オフショア投資と積立投資 負けない投資は株?FX?

ドルが没落していこうが、出口戦略に向けて淡々と続けていくだろう。

 

※積立の終わらせ方、出口戦略については、保存版として次回詳しく話します。


それほどオフショア投資のプラットフォームはシンプルで、罠が多い金融業界においては、限りなく完成されたものであり、それを超えるものが無いからだ。

 

よって再現性を極限まで高くした場合、おススメできることは、


「円安」時は、ひたすら税制上有利な積立(主に国内)を毎日毎月、自立して稼いで天引き積立

 

この場合、海外の積立は、減額して円預金のキャッシュ比率を高めていいと思う。

 

円高時×暴落局面であれば、

 

1.オフショアの積立商品を検討して、外貨建てで時間をかけて運用&積立。

 

2.余力がある場合で財形型の生命保険が必要な場合は、同じく円高時に、オフショアの生命保険を検討。

 

3.腐るほどお金がある人は、プライベートバンクに口座開設。

 

結局、オフショアでできることは、円高時という優位性を活かすとしてもできることは3つくらいだ。

 

リーマンショックから10年以上が経過して、次のターンの準備時期。

 

ここで何をするかで、次のターンが決まってくるだろう。

 

 オフショア投資(積立投資全般)の現実を教えよう

 

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オフショア投資で経済的自立を獲得する代償

 

世界中の積立型投資商品を見て行けば、

 

  • 最も歴史がある
  • 完成されたプラットフォーム

 

この条件で見ていくと、オフショア・セービング・プランと呼ばれる
マン島などタックスヘイブンの生命保険会社が提供する積立型の商品であることは、経験上間違いない。


もし、きちんと世界に目を向けて自分の将来を真剣に考えて、模索し続けた場合、必ずオフショア・セービングプランにたどり着く。


問題はその後だ。投資を学ぼうとする姿勢は残酷な世を生きる上では必須だが、この先20年以上、しかも海外の金融機関に対して何が起こっても一貫して継続できない人が、30年後に成功をつかみ取る可能性は低い、ということだ。

 

例えば、普通に就職をして、結婚する。子供を産んで、家庭を持ち、ローンで自宅を購入して、子供はおけいこ三昧。

 

そういった従来の考え方、お金の使い方では、30年後の圧倒的な大成功、大成長を現実とする条件となる「月10万円の積立」を継続することは難しい(月10万円以下の場合は、難易度が一気に高くなる)。

 

それを実現するためには、まず今現在、持ちうる全ての能力をかけて仕事をして稼ぐことだ。

 

※女性は、それだけの覚悟がない男性と結婚すべきではないだろうし、男性も、自分だけを働かせて、養ってもらうことが当たり前だと考える女性と安易に結婚すべきではないだろう。

 

世の中の悲しいところは、このたった10万円の積立を10年継続できる人が1割程度だということだ。

 

さらに20年以上継続するためには、本来であれば多くの人がするであろう「普通の生活」を犠牲にしなければならない。

 

逆に言えば、普通の生活を求めて、それを続けてしまう為に積立ができなくなり、30年後の将来を失うのだ。

 

月に10万円の積立をするのに普通の生活を犠牲にしなければならないという現実を受け入れられる人は少ないのだろう。


だから月に2万円や3万円の積立になるのかもしれないが、それを30年やろうが、大した足しにはならない。10万円以上でなければならない。

 

まもなく次のターンが来るだろうが、特に若い人たちには、この現実を知り、必ず勝てるゲームに貴重な人生の時間を賭けることだ。

 

「普通」と呼ばれる「非経済的な生活」を犠牲にしてでも、月に10万円の積立投資を25年間続ける事ができれば、(オフショアでなくても)30年後の未来はきっと普通の人たちとはまったく次元の違うものとなっていることだろう。