資本主義である以上、お金の殖やし方を知るのは、スポーツで例えるなら、プレイするためのルールを把握する、ということだ。
経済の暴落はサッカーで例えるなら、オフサイドトラップに近い。
何度もぎりぎりのところで反撃することが可能だ。
オフサイドトラップとはサッカーの守備の戦術。 攻めてくる選手とすれ違うように守備陣が一斉に前へ出て、攻撃側の選手をオフサイドの位置に残す高度な守備テクニック。
ちなみにサッカーが世界的な人気スポーツになったのも、このオフサイドルールがあったから、とも言われている。
それくらい重要なルールなのだ。
- 基礎の「キ」だからこそ、最重要だ!
- お金をまわすと何が起きるか?
- さあ、戦い方を覚えよう!
- 無料=負け?
- 今の2万円は将来の1000万円?
- 毎月やることの重要性
- 毎月5万円投資法をマスターせよ
- マスターすると決めたら、腹をくくろう!
- 資本主義=欠陥システム
- FXに応用できるか?
- 株への応用はどうか?
- 結果としてどうなるか?
- 投資先はどれがいいのか?
- 注意点
基礎の「キ」だからこそ、最重要だ!
先に言っておくがこれは机上の空論ではない。ブログで書くにはもったいないくらいのことを書く。
お金を増やすために重要な戦略とは、結論から言えば、
毎月、同じことを繰り返す、という行為だ。
具体的には、
毎月、「投資金」をねん出し、資金投下する
という行為だ。
1年12回分、捻出した分でどんなことが起こっても資金を投下し続ける。たったこれだけのことで、資金は膨れ上がっていく。
当然、損(数字上のマイナス表示)をすることもあるが、トータルでは膨れ上がっていく。これがお金の増やし方であり、まわし方なのだ。
お金をまわすと何が起きるか?
お金をまわすことで、お金が引力を持ちはじめる。
つまり、他のお金を引き寄せて、「わたアメ」のようになっていく、こんなイメージだ。
例えば、毎月の給料が20万円なら、「5万円」を投資に回し続けると決める。
すると、年間12回の投資機会があるから、5万円を分散して、各分野に上限1万円として、5つ投資するとした場合、年間で60回の投資経験となる。
60回分、試すことができる、ということだ。
- 株
- 仮想通貨
- FX
- 先物
- 金(ゴールド)
どんな分野であれ、これがすべて経験値となる。
「お金を使って試す」という行為は資本主義下ではすさまじい効力を発揮する。
そして、この制度(資本主義)は、弱肉強食だからこそ、戦略がいるのだ。
朝から晩までこき使われて、投資する余裕もなく(考える暇もなく)働いている者もいれば、
インフィニティープールから記事を書きながら、コツコツ、積み上げている者もいるのだ。
そして、どちらもスタート地点は同じだったのだ。
さあ、戦い方を覚えよう!
カネを使わない、このタイプの人たちはいつの時代にもいる。
否定はしないが、いつまでも無料でやろうとすれば、やり方が雑となっていく。
例えば、ブログの記事にしても、無料だから、そこまで真剣に読むことはないし、実践する数は限りなくゼロに近いだろう。
これは悲しい現実だ。
しかし、資本主義というものは、カネで生存権を確保する、という構造になっているのだ。
例えば、カネを使って、コンビニで食料を調達し、提供した側はそのカネを給料とする。
カネを使わないと人は動かないのだ(ボランティアでコンビニ定員は誰もやらないだろう)。
毎月、お金を使える人と、使わない人、使えない人、いろいろだろうが、すべての個人は社長だ。
社長という立場でモノを考えれば、人を動かすことの重要性はわかるだろう。
お金をねん出できる人は、人を動かすことができるのだ。
STEP1 : 決めた額を捻出し続ける
STEP2 : お金を使う(投資する)
STEP3 : 戦い続ける(継続)
この行為が資本主義下ではもっとも有効であり、腕力となるのだ。
キレイごと抜きだ。
無料=負け?
結論は、資本主義の戦い方を知っている方が、長く戦えるのだ。
例えば、傾向としてお金を稼げないのは、毎月捻出できていない(概念すらない)。よって、カネを使わない(使えない)。
こういうタイプが圧倒的に多い。
毎月、捻出する者と無料でやろうとする者、一年後には差がつくのは、当たり前なのだ。
大多数は、無料に群がり、そうでない少数派は、費用対効果を重視して、カネを使うことを前提に、まず費用をかけるのだ。
20万円しか入ってこない場合なら、節約からスタートする。
大抵のうまくいっている人たちのスタート地点は、
- 牛丼時代
- 100円均一で売っているそう麺時代
- アルバイト先のまかない&残り物で飯代を浮かす
こういった経験をしている者が多い。そして、浮かせた分を投資に回すのだ。
今の2万円は将来の1000万円?
複利、数字の概念を適用していくと、節約した投資金はどんどん膨れ上がることがわかる。
例えば、ストレス発散のためにキャバクラに行って、2万円を使ったA君。
我慢して、2万円を投資に回したB君。
同じ2万円だが、この2万円は、複利運用された結果、未来の100万円であり、1000万円なのだ。
毎月やることの重要性
毎月やると、費用対効果が得られるものとそうでないものがはっきりわかる。
何度も繰り返すと、見えてくるのだ。
例えば、
「新興国株は下落幅は大きいが、その後の上昇幅がデカいぞ」
とか。
これがわかってくると、資金(配分)をコントロールするタイミングもわかってくる。
※iDeCoなどはまさにそうだ。アホのように積立だけしている者とは圧倒的に差となる。
こういった行為を5年、10年継続したらどうなる?
お金を使うこと、未来のことを考えること、が仕事になるのだ。
経営者としてのレベルが上がる、ということだ。毎月、お金という従業員を使って、事業を大きくするために使う、考えるから当然だ。
結果的に、余計な仕事は激減し、可処分時間は増加しながらも、可処分所得が増えていく。
十分な時間が確保できるから「考える時間」が最上位のタスクとなり、お金はさらに増えていくのだ。
毎月5万円投資法をマスターせよ
3万円でも、5万円でもいい。
まずは捻出し、捻出しても、生活レベルが問題ないよう状態にする。
投資にまわした分は、上がったり、下がったりするが、この3万円なり、5万円は、「毎月」の大砲なのだ。
次々と撃ち込まれていくから、当然下がることもあれば、上がることもある。
すると、投資先によっては、飛ぶものは、飛ぶし、中長期で「殖える」ものは、殖える。
おそらくこういったことを実行しているのは、1000人に一人、といったところだろう(もっと少ない)。
だから、1000人に一人だけがカネが増える。これが資本主義なのだ。
999人が増税で生活がジリ貧となっていく。当たり前の体制なのだ。資本主義を蹴り倒すのだ!
マスターすると決めたら、腹をくくろう!
基本戦略は実にシンプルだ。
1.捻出する
2.資金投下する
3.反応のいい投資媒体のみ残す
こうして、
- 海外積立
- 海外生命保険(財形)
- iDeCo
- 小規模企業共済
- セーフティー共済
- 学資保険(外債)
- 株
- FX etc
と1つずつコップからこぼれた分を次のコップに投下して増えてきた。
この資金投下という「継続性」がある限り、破綻する可能性の方が圧倒的に低いのだ。(例えば、iDeCoで破綻させてみてくれ!)
やっていればわかるが、ある時から、増殖する。
すると、リターンがあり、5万円が10万円となって返ってきて、その10万円を再投資する。そして、10万円が20万円になったりする。
ここで、自分を抑制して、再投資する者と浪費するものに分かれ、大半は浪費する方へと向かう。
資本主義=欠陥システム
満足を遅らせ、再投資に回すと資本主義とは、大きな欠陥システムだと気が付く。
やり続けている者だけが、お金の増殖を体感でき、体感できるから、より確信を持って、資本主義という仕組みに対して、毎月、爆弾を投げることができるのだ。
爆弾を投げつけないものは、当然、撃ち殺される(市場から退場する)。
FXに応用できるか?
この話は、実はFXにも応用できる。
例えば毎月1万円 捻出した分を口座に追加していき、運用していくのだ(決めたら毎月やる必要があり、毎月やるからこそ、経験値がたまっていく)。
※大体は一回入金したらそれを元に大もうけ!という思考でFXや株、ビジネスをやるが、違うのだ!
毎月FX口座に「エントリーしなくても」少しずつ現金で積立をしていくのだ。
こういった方法と、FXの最上位ノウハウを駆使していけばいい。
株への応用はどうか?
もちろん可能。というよりも、株の積立を経済的な基本軸とすることがまず重要だろう。
そして、複利運用を徹底し、配当金は全て再投資に回すのだ。
※これはバフェットがずっとやっていることだ。
これをやることで、まず精神的な負担は軽くなる。
軽くなるから、より堅実な投資ができる。堅実だから、自立のためのメインエンジンとして機能する。
機能している、という安心感があるからこそ、他のカテゴリーへの投資が検討できるようになっていく。
結果としてどうなるか?
色々なところから様々の種類のお金が入ってくる。
・配当金
・外貨
・金利
・ビジネス
こういったものだ。
投資先はどれがいいのか?
まず考えるべきは、税金だ。
「何が控除されるか?」
を考えればいい。
なぜなら、経費として落とすことができるからだ。
経費として落とせる、ということは過去の経営者たちが
「これを経費で落としたらその経費分を投資に充てた場合、それ以上のリターンがある」
と判断しているから、それは経費として計上されるようになっているのだ。
なぜ「接待費」があるかといえば接待すれば数ヶ月後、もしくは数年後にビジネスが生まれて儲かるからだ。
税制を勉強して「儲けの構造」を見れば、どこに優先的に資金投下したらいいのかわかるだろう。
以上、日々、提供している有料コンテンツ級に近い状態のものをお伝えしたが、経済的に裕福になれるかなれないか、というのは
結果的に
「お金を使うのが仕事」
という状況になれるか、なれないか、ということだ。
注意点
投資には、ビギナーズラック、つまりたまたまがある。ビットコインのようなものだ。
結論だけ言えば、一気に上がるものは、フェイクだ。すぐに撤退するべきだ。
徐々に増えていく、という資産形成スパンを描くものだけを残せ!
これを理解して、実行すれば、必ず暇になっていく。
その間は、筋トレでもしておけばいい。
カネからどんどん離れるが、カネは殖える。そして人間を極めていけばいい。